輸血とは、血液中の赤血球や血小板、凝固因子等の機能や量が低下したときに、その成分を補充することを主な目的として行われます。手術や事故で大量の出血が起こったときや、自分自身で血液が十分に作れなくなった場合などです。しかし、他人の血液を輸血することは一種の臓器移植であるため、いろいろな副作用や合併症を引き起こす可能性があります。これらをできるだけ安全なものとし、安心して輸血を受けていただくために輸血検査が存在します。
主な検査項目は、血液型検査(ABO式,Rh(D)式)や不規則抗体スクリーニング検査、交差適合試験であり、平成20年度実績は、血液型検査7,328件、不規則抗体スクリーニング検査5,272件、交差適合試験2,693件、自己血輸血357件です。
主な設備は、全自動輸血検査システム、血液製剤専用保冷庫、自己血専用保冷庫などです。
当院では、「輸血の安全性確保」や「適正な輸血の実施」のため、臨床検査技師による24時間検査体制や自己血輸血の推進、輸血療法委員会による輸血体制の監視等を実施しており、例年約10,000〜15,000単位の血液製剤を輸血しています。 |